
こんにちわ、藤トです。
みなさんは、犬のコングってご存知ですか?
ゴム製のおもちゃで、内部におやつなどを詰めれるように空洞になっているのが特徴で、中にペースト状の餌を入れて凍らせておくことで、長いあいだ愛犬の興味を引けるので留守番中の悪戯や退屈を取り除くのに使用できます。
コングには主に4種類の仕事があります。
- ボール遊び(レトレーブ)の基礎を教える。
- 退屈しのぎの知的玩具。
- 歯磨き(デンタルケア)効果。
- 遊んで上げることでご褒美にもなる。
たった500〜2,000円で買えるおもちゃで、ここまで働いてくれるのでかなり優秀と言えるでしょう。
しかし、コングの使い方によっては悪影響を及ぼす可能性もあるので、十分に理解した上で使用する必要があります。
・コングが愛犬に与える悪影響。
コングが犬に与える影響

コングは良くも悪くも犬に大きな影響を与えます。
そのほとんどはメリットなので、どんどん活用していって欲しいアイテムなのですが、特定の状況で悪影響を及ぼす可能性があります。
安易に退屈しのぎに与えてはいけない
飼い主がコングを使う目的や、今後のしつけ&訓練の方針がはっきりしていて使っているのであれば、何の問題もありません。
しかし、今後愛犬と一緒に遊ぶことを楽しみにしているのであれば退屈しのぎにコングを長時間与えるのは悪影響になる可能性があります。
それは愛犬がコングを使って1人で退屈しのぎを楽しんでいると、別に飼い主と遊ばなくても十分楽しめると認識してしまうことがあるからです。
コングに限った話ではありませんが、基本的におもちゃを愛犬に与えっぱなしにしておくのはよくないというのは結構有名な話なんです。
ただ玩具にも種類があり、それらをしっかり分類分けして使うのであれば問題がないので、それについて解説をします。
犬のおもちゃの種類
<4種類の犬のおもちゃ>
- 引っ張りこや獲物を追いかける系。
- 頭を使う知的玩具系。
- 噛んでストレス発散をする系。
- ボールやフリスビーなのでレトリーブ系。
例えば、知的玩具は1人で遊ばせるもの、ボール&フリスビーは飼い主と一緒にするなど使い道をしっかり分けて使用すれば問題ないです。
ですが、コングは知的玩具、ストレス発散、レトリーブなど幅広い分野で活躍することができるおもちゃなので、退屈しのぎ用として与えてしまうと、いざフリスビーなどの習得に使おうと思った時に、興味を示さない場合があるということです。
コングでボール遊びの基礎を教える

ボール遊びの基礎の教え方は「とってこいの教え方」で解説しているので参照ください。
ここでは、コングを使ったボールへ興味を持たせる方法について解説します。
フリスビーやボール遊びは犬にやり方を教えて出来るようになります。
しかし、最初はおもちゃに全く興味を示さない子も中にはいるので、そういった場合にコングを使って興味を引くことが出来ます。
コングを使って興味を引く方法
<コングを使ったおもちゃに興味を持たせる方法>
- おやつが入ったコングを動かして、犬の興味を引く。
- 犬がコングに興味持ったら褒める。
- 犬がコングを咥えたら更に褒めつつ、コングを渡す。
- 1〜3の繰り返し。
このやり方でコングに対する感心を深めていきます。
<犬がコングを見ただけで興味を示すようになったら>
- コングを見せて興味を持ったら少し前に投げる。
- 咥えたら「おいで」で呼び寄せる。
- そのまま「ちょうだい」で受け取る。
- 1〜3を繰り返す。
すごく単純な教え方ですが、犬のしつけは大抵シンプルに解決出来ます。
コングに興味を持つようになれば徐々にボールに切り替えて遊んでいきましょう!
ただし、テニスボールなどの犬用でないボールは危険性が高いので使ってはイケません!
別記事でおすすめの安全で丈夫な犬用ボールを紹介しているので、そちらを使用してください!
まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は優れたアイテムのコングに関する使用上の注意点などについて話をしました。
それでは以上になります!
何か質問などありましたらTwitterまで遠慮なくどうぞ。
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