
こんにちわ、藤ト(@fujikennel)です。
犬の噛み癖をしつけるのって、なんだか難しそうですよね。
犬に言葉で伝えてもわからないし、体罰なんて絶対にしたくないし、困っている人も多いのではないでしょうか?
飼い主
結論から言えば、犬の噛み癖をなおすのは、それぞれの原因にあった方法をとれば、とても簡単です!
なぜなら、犬は頭がいい生き物なので、しっかり教えてあげれば、噛んではいけないことを学ぶことが出来るからです。
今回は、犬の噛み癖を治す方法について、解説していこうと思います!
- 犬に噛み癖がついてしまう原因。
- 噛み癖のカンタンな治し方の紹介。
目次
犬の噛み癖の原因

犬の噛み癖には、さまざまな原因が考えられます。
- ただ遊んでいる。
- 歯が痒くて噛んでいる。
- 自分を守ろうとしている。
人間の手をおもちゃだと思っていたり、遊ぶのが楽しくて興奮してしまったときに、つい噛んでしまう犬は多いです。
子犬の歯は、生後4〜12ヶ月くらいの時期で生え変わるのですが、その際に生じる痒みや、気持ち悪さでも噛み癖を誘発しやすいでしょう。
また、過去に虐待を受けたり、人間にたいして慣れていない犬は、恐怖心から噛んでしまうこともあります!
愛犬
犬の噛み癖の危険性
犬にとって噛むことはコミュニケーションでもあるのですが、以下のような危険性を伴うので、絶対に治さなければいけません。
- 物を壊してしまう。
- 人を怪我させてしまう。
- 他者の命を奪ってしまう。
犬の噛み癖をそのままにしておくと、大事なものを壊してしまったり、人を怪我させてしまう恐れがあります。
もし、犬が人を噛んで怪我をさせてしまったら、多額の損害賠償を請求されるだけでなく、そのまま飼育するのが困難になるケースもあります。
また、過去には犬が人間を噛んで、命を奪ってしまった事故もあるので、噛み癖は絶対に治さなければいけないんです!
生後10ヶ月の女の子が、ゴールデンレトリバーに噛まれて死亡。
「2020年 富山県」
生後11ヶ月の赤ちゃんが、グレートデーンに噛まれて、出血性ショックにより死亡。
※これらの事故は、あくまで一部です。
犬の噛み癖のしつけ方

犬の噛み癖を治すには、いろんな方法が存在します。
- おもちゃ遊びを通して教える。
- 噛んでもいい玩具を与えておく。
- 犬同士との関わり合いの中で覚える。
- スプレーなどのしつけグッズを利用する。
僕が推奨している、噛み癖のしつけ法のなかには、犬に対して痛みや苦しみを与えるものはありません!
理由は、「噛まれたら指を口に突っ込む」という本で知ったしつけを実践して、失敗した過去があるからです。
犬に対して、痛みや苦しみを伴うしつけをすると、人間の手に対して怖がるようになるリスクがあります。
今回紹介する噛み癖のしつけは、犬になるべくストレスがかからないような方法なので、安心して実践して下さいね!
愛犬
おもちゃ遊びで噛み癖を治す方法
犬の噛み癖を治すには、おもちゃ(ロープ推奨)を使って遊ぶのが、一番かんたんです!
犬も楽しみながら、人間を噛んではいけないルールを学べるので、とても平和なしつけ法になります。
※決して無理におもちゃを奪ってはいけません。
犬の歯が手に当たった瞬間に、「あ!」と声をあげ、そのままおもちゃを持って犬から遠ざかりましょう。
どんなに犬が構って欲しそうでも、徹底的にしばらく無視をします。
※成犬の噛む力だと怪我をしてしまうリスクがあるので、子犬の時期に行いましょう!
あとは、わざと噛まれるのと無視するのを繰り返すだけです。
そうすることによって、犬は人間に歯を当てると、遊んでもらえなくなることを学ぶことが出来ます。
噛んでもいいおもちゃを与えておく
基本的に、玩具を与えっぱなしにするのは良くありませんが、歯を痒がっている子犬には噛んでいい物を与えましょう!
噛みたい欲求を満たしてあげることで、自然と噛み癖はなおっていくと思います。
誤飲してしまってはいけないので、しっかり耐久性があるものを、飼い主が見守れる間だけ、与えるのがいいと思います。
犬同士の関わり合いの中で覚えさせる
他のわんちゃんを噛んでしまう犬には、基本的に人間がしつけをする必要がありません!
なぜなら、犬たちはお互いに噛んで遊んでいくうちに、力加減や空気を読む力を身につけて行くからです。
子犬のうちからパピー パーティーに参加させたり、なるべく他犬と接する機会を作ってあげることによって、力加減を覚えていくでしょう。
飼い主は、犬たちが怪我をしないようにだけ、優しく見守ってあげるのが大事だと思います!
愛犬
スプレーなどのしつけグッズを活用する
物を噛んでしまう犬には、噛み癖をなおすための専用スプレーを活用するのが、おすすめです!
スプレーには、苦味成分などが含まれており、犬が物を噛むのを嫌がるようにななります。
一番おすすめなのは「ビターアップル」と呼ばれる商品ですが、有名なので知っている人も多いのではないでしょうか?
天然の苦味成分から作られているので、犬にとっての安全性がたかく、値段もそこそこ安いので気軽に購入できます!
噛まれたくない物にあらかじめかけておけば、犬が噛んだときに苦味を感じるので、自動的に学んでくれる仕組みです。
噛み癖がひどい犬に対してのしつけ法
もうすでに大人になってしまっていて、噛み癖を治すのが困難な犬も、世の中には多く存在しています。
そのような場合は、今回紹介したようなしつけ法を実践するのですら、難しいこともあると思います。
飼い主の手に負えないほど、噛むようになってしまった成犬は、素人が改善するのは非常に困難です。
例えば、出血するほど噛んでしまう犬などは、プロの訓練士やドッグトレーナーに頼るのも、有効な手段だと思います。
愛犬
犬の噛み癖のしつけまとめ

いかがだったでしょうか?
犬の噛み癖は、子犬のうちから対策しておくと、とても簡単に治るので、早めのしつけがおすすめです!
また、噛み癖がある犬の特徴として、「放し飼い」をされているということがよく挙げられます。
犬に自由を与えすぎるのはよくないので、関係構築や飼い方などから、見直してみるのも良いかもしれません。
それでは以上になります。
何か質問などあればTwitter(藤ト@fujikennel)までどうぞ!




