
こんにちわ、藤ト(@fujikennel)です。
飼い主
飼い主
この記事を読んでいる方はそういったワラにもすがる思いで来て頂いているのではないでしょうか?
そんな方に向けて、今日は驚くほど簡単に犬にトイレを理解させる方法を紹介したいと思います!
- トイレトレーニングが失敗する原因。
- 驚くほど犬が理解しやすいトイレトレーニング法。
正直に言うと、僕は社会人になったばかりの頃、仔犬のトイレトレーニングに失敗し続け、犬を飼ったことを後悔してしまったことがあります。
本当につらかったですが、しっかり勉強するとすんなり解決でき、いまでは何でこんな簡単なしつけを出来なかったんだろうと思うほどです笑
なのであなたも心配しないで下さい。
この記事を読めば、愛犬のトイレ成功のきっかけを掴めるはずです!
目次
犬のトイレトレーニング失敗の原因

少し厳しいことを言いますが、犬のトイレトレーニングが失敗する原因は、ほぼ100%飼い主にあります。
なぜなら、犬のトレーニングの失敗には、とある共通点があり、だいたい以下のような失敗パターンに当てはまるからです。
- 排泄のサインがわからない。
- ケージ外にだすと失敗する。
- 成功したかと思ったら、すぐ2回目が出た。
- 留守番させると汚物まみれになっている。
心当たりがある例があるのではないでしょうか?
実はこれらの失敗例の中に、犬にトイレを覚える才能がなくて生じている問題なんて、無いに等しいです。
これらのパターンにはハッキリと飼い主さんの行動や理解に原因があるからです。
それぞれ分かりやすく解説していきます!
①排泄のサインが分からない
よくトイレトレーニングのやり方の紹介などで、「排泄のサインがでたらシートまで連れていきましょう」というものがあります。
ですが、サインを見てからトイレに連れていく方法は、失敗のリスクが高いのでおすすめしません!
理由は、排泄のサインなしでいきなりおしっこする犬が存在するからです。
※実際に、我が家のコーギーは合図なしです。
また、不慣れな飼い主さんに、サインを見てからトイレに連れて行って下さいってやり方も、個人的にはむずかしい話かなと思います。
②ケージの外に出すと失敗する
ケージの中では成功するのに、外に出すと失敗する場合は、犬がちゃんとトイレの場所を覚えていない証拠です。
子犬の場合は、我慢できなくて粗相する場合もありますが、後ほど紹介するトイレトレーニング法なら、そのリスクは大きく下げられます!
③油断していたら、すぐ2回目の排泄をする
トイレに成功したので、外に出して遊んでいたら、すぐ2回目の排泄をしてしまったというのは、本当によくあるパターンです!
例えば、食事したあとにトイレでおしっこをしたけど、油断していたらウンチが続けて出たってのは、高確率で起きることです。
食事後はとくに連続して排泄しやすいので、成功したあとも少し遊ばせたら、またトイレに連れていくのが無難だと思います。
④留守番中の排泄が出来ない
長時間の留守番をさせていて、帰宅するとトイレも愛犬も汚物まみれでぐちゃぐちゃなんて経験がある人もいるのではないでしょうか?
このパターンは、以下のような原因が考えられます。
- 不安による破壊行動。
- 元気がありあまった子犬。
- 運動不足によるストレス。
どれも簡単には解決できない問題ですが、実はトイレトレーニングというより、トレーをぐちゃぐちゃにしてしまう行為が、原因だったりもします。
例えば、犬が暴れてしまってトイレトレーを滅茶苦茶にしてしまったので、どこで排泄したら良いのか分からなくなるケースが考えられます。
この場合は、メッシュ付きのトイレトレーを活用するだけで、あっさり解決することも珍しくはありません!
犬が覚えやすいトイレトレーニングの方法

覚えやすいトイレトレーニングを行うには、成功している犬たちが、どんな思考で覚えているのかをしるのが重要です!
理由は、飼い主が「こうやって理解させれば良いんだな」って分かっていると、トイレトレーニングは簡単なものに変わるからです。
愛犬
トイレを覚えている犬たちの思考
犬たちは元々トイレをする場所なんて決めておらず、自分の寝床以外ならどこでも排泄する生き物です。
なので、トイレトレーニングを行わないと、そもそも排泄する場所を決めようっていう考えすら持っていません!
飼い主
犬たちがトレーニングをすることで、トイレを覚えることが出来る理由は、以下の通りです。
「トイレで排泄すると、大好きな飼い主が褒めてくれるから。」
この理屈を知っている人は多いかもしれませんが、本当に大切なのはこの先です。
実は、トイレをすると褒めてもらえると理解できている犬も多いんです。
だけど、どこがトイレなのかをしっかり覚えていないから失敗するんです!
つまり、トイレをするのが上手な犬は、どこで排泄をすれば、飼い主が褒めてくれるのかをしっかり理解しているってことなんです。
トイレの場所を教える方法
飼い主
飼い主
犬にトイレの場所を覚えさせるのは、とても簡単です!
なぜなら、自分の足でトイレまで行くように誘導するだけで、犬たちは場所を覚えることが出来るからです。
また、トイレのしつけ用スプレーを併用すれば、犬が臭いを辿ってシートに行きやすくなるので、かなりおすすめです!

ここまでくれば、トイレ失敗の解決はすぐ目の前です!
最後におすすめのトレーニング法を紹介します。
驚くほど犬が覚えやすいトイレトレーニング方法
驚くほど犬が覚えやすいトイレトレーニング方法は、2ステップに分けて行います。
- 排泄すると褒められると理解させる「SETP1」。
- トイレの場所を覚えさせる「SETP2」。
理由は、段階をわけて教えることで、「排泄すると褒められる」と「トイレの場所」を正確に覚えさせることが出来るからです。
サークルがない場合は、少し広めのケージや、段ボールなどでバリケードを自作してもOKです。
※繰り返し教えることによって、「ワンツー」の掛け声で、愛犬が排泄してくれるようになります。
子犬の場合は、5〜10分後くらいに2回目の排泄をすると思うので、すこし遊んであげたらサークルに戻します。
個体差はありますが、早い犬だと1日で覚えてくれたこともあります!
これを何回かくりかえしたら、STEP2へ進みましょう!
褒められることさえ理解してくれていれば、仮にコマンドでの排泄が出来なくても問題ありません。
失敗しても大丈夫なように、トレーの周りに数枚だけシートを敷いておく。
- 食事後。
- 起床後。
- 運動中など。
おもちゃやオヤツを使って、愛犬をトイレまで誘導しましょう!
※自分の足で歩かせるのが、最重要ポイントです。
どうしても排泄しない場合は、少し遊ばせてみたり(5分以下)、様子見しておしっこが出るのを待ちましょう!
このタイミングでも排泄できたら「ワンツー!」を唱えるのと、褒めることを怠らないのがポイントです!
サークル内で成功したら、部屋の中にもトイレを設置して、同じトレーニングを繰り返すにも効果的です!
より正確にトイレトレーで排泄することを覚えるので、粗相をしてしまうことも少なくなるでしょう。
愛犬
愛犬
それでも失敗が続く場合
今回紹介したトイレトレーニングは、とても犬にとって理解しやすい方法ですが、それでも失敗が続くことがあるかもしれません。
そんな時は、愛犬がトイレの場所を覚えれていない可能性が高いです!
理由は、犬は人間に比べると視力や色を認識する能力が低いからです。
人間から見れば、ハッキリ分かる場所にトイレトレー を置いていても、犬からすれば分かりにくいなんてこともあるんです!
なので、どうしても失敗が続く場合は、より排泄場所を分かりやすくする工夫が大切になります!
関連「犬のトイレの配置学〜すぐ覚える!トレーで寝ない!」
ぼくの場合は、犬がトイレの場所を覚えやすい構造のサークルをつかいはじめてから、劇的に教えるのが楽になったのでオススメですよ。
犬がトイレを覚えやすいサークルの効果と使いやすい商品の紹介
犬のトイレトレーニング方法まとめ

いかがだったでしょうか?
今回の話をまとめると、犬にただしく排泄場所とトイレをする事を理解させてあげれば、トレーニングは驚くくらい簡単になるということでした!
犬種や個体差によって、トレーニングの進行度にバラ付きはあると思いますが、気楽に繰り返していけば覚えてくれるはずです。
それでは以上になります。
何か質問などあればTwitter(藤ト@fujikennel)までどうぞ!