
こんにちわ、藤ト(@fujikennel)です。
犬を室内飼いするうえで、トイレシートは必須アイテムですが、種類がおおすぎて、どれを選ぶか悩みますよね。
飼い主
犬用トイレシートには、吸収性がたかいものや消臭力が強いものなど、いろんな商品があるので、値段だけで選ぶことは出来ません。
間違った選び方をすると、おしっこを上手く吸収しないことや、愛犬がつかうのを嫌がるケースも珍しくないんです!
- 犬用トイレシートの失敗しない選び方。
- よく売られているトイレシートの徹底比較【10選】。
筆者の藤トも犬を飼っており、さまざまなトイレシートを徹底比較しながら、使いやすいものを厳選してきました。
今回は僕の経験をもとに、選んで良かったトイレシートの特徴や、失敗したときのポイントなども、あわせて紹介していきます!
目次
- 1 犬用トイレシートの失敗しない選び方
- 2 犬用トイレシートの10商品の徹底比較
- 2.1 デオシート しっかり超吸収 無香消臭タイプ レギュラー
- 2.2 ネオ・ルーライフ ネオシーツカーボンセパレート
- 2.3 ネオ・ルーライフ ネオシーツ カーボン DX 犬用 レギュラー
- 2.4 「山善」1回使い捨て 薄型ペットシーツ
- 2.5 アイリスオーヤマ ペットシーツ 超厚型 レギュラー
- 2.6 アイリスオーヤマ ペットシーツ 超厚型 お徳用 ワイド
- 2.7 ペティオ (Petio) エアセレブ アロマティック ペットシーツ レギュラー
- 2.8 JOYPET(ジョイペット) トイレの学習シーツレギュラー
- 2.9 サラリ (Salari) 瞬乾ペットシート レギュラー
- 2.10 ANBURT ペットシーツ
- 3 犬用トイレシートまとめ
犬用トイレシートの失敗しない選び方

犬用トイレシートを選ぶさいに大切なのは、以下のポイントです。
- 性能。
- サイズ。
- 値段(コスパ)。
理由は、性能を考えずに安さだけで選ぶと、まったくトイレシートとして機能しないこともあるからです。
また、サイズ選びも、使う場面を想定して選んだ方が、使い勝手はよくなるでしょう!
それぞれのポイントを、深掘りして解説していきます。
トイレシートの性能
トイレシートの性能は、以下の3つをチェックしましょう!
- 吸水性。
- 耐久性。
- 消臭力。
吸収力がなければオシッコが吸えず、耐久性がないとシートはビリビリに破かれてしまうからです。
また、犬のおしっこには特有の臭いがあるので、消臭力があるシートを選ぶと快適になります!
①おしっこに対する吸水性
吸水性は、犬のトイレシートのなかで、もっとも重要視するべきポイントです。
なぜならば、吸水性がないトイレシートはおしっこが表面に残るので、犬の足や部屋がよごれる原因になるからです!
さらにいえば、吸水性がよわく湿ったシートの上では排泄をしたがらない犬も多いので、粗相をしてしまう可能性があがるでしょう。
トイレシートの吸水性は、ポリマーと呼ばれる素材に依存し、厚型タイプの商品ほど含有量がおおい傾向にあります!
シートからおしっこが漏れたり、逆戻り防止にもなるので、よほどの理由がない限りは、厚型タイプがおすすめです。
②トイレシートの耐久性
トイレシートの耐久性は、愛犬への安全性をたかめる意味でも、気にかけておいた方がいいでしょう。
理由は、ビリビリに破いたシートの破片を犬が飲み込むと、誤嚥性肺炎や窒息死してしまうリスクがあるからです。
また、トイレシートには、さきほど紹介した吸水ポリマーが含まれているので、体内で膨張してしまうのも恐ろしい要素です。
対策としては、耐久性のあるシートを選ぶか、物理的にやぶけないようにするしかありません!
しかし、あくまでトイレシートは紙なので脆いです、確実な方法はメッシュ付きのトイレトレーを活用することです。
③おしっこに対する消臭力
犬のおしっこは、猫などに比べて臭わないと言われていますが、実際には特有のにおいがします。
なので、消臭効果がついているトイレシートも、チェックしておいた方がいいでしょう!
例えば、以下のようなタイプの消臭効果がある商品が売られています。
- 無香料タイプ。
- 香り付きタイプ。
- 炭による消臭タイプ。
香りがついているタイプは、逆に悪臭にかわるので嫌という意見もよく聞きます。
必須の機能ではないので、飼い主さんの好みに合わせて、決めてしまって問題ありません!
トイレシートのサイズ
トイレシートのサイズは、愛犬にあったものを選びましょう!
犬種 | サイズ |
---|---|
小型犬 | レギュラー |
中型犬 | ワイド |
大型犬 | ダブルワイドorワイド2枚 |
大きなサイズのトイレシートを使う分には問題ありません!
なぜなら、排泄したあとに、ポタポタ垂れるおしっこまで吸収してくれたり、失敗のリスクが減らせるからです。
愛犬
価格(コストパフォーマンス)
トイレシートは、「性能とコスパのバランス」がとても大切な消耗品です。
犬を室内飼いするのであれば、ずっと必要なアイテムなので、維持費をかんがえないと、膨大なコストがかかってしまうからです!
しかし、トイレシートの性能は妥協しないほうがいいので、場面によって使い分けるのがおすすめな節約方法です。
すぐにシートを交換できる条件なら、無理して吸水性がたかい商品をつかう必要はありません!
犬用トイレシートの10商品の徹底比較

ここまで紹介してきた、失敗しない犬用トイレシートの選び方にそって、10種類の商品をピックアップしました。
すべての商品を実際に用意し、吸水性や耐久などの調査をおこない、徹底比較しています。
同時に、シートの端にも擬似尿をながし、縁漏れチェックも行います!
また、留守番をさせることを想定して、5時間放置したあとの臭いもチェックします。
それぞれ性能や安さなど、さまざまな強みを持ったトイレシートなので、順番に解説していきます!
デオシート しっかり超吸収 無香消臭タイプ レギュラー
価格 | 1,590円(112枚) |
1枚あたりのコスト | 約14.2円 |
「トイレシートは無香料が良い!」って人には、デオシートがおすすめです。
理由は、ポリマーをおおく含むので、おしっこ(150cc)を安定して吸収してくれるからです。
吸水性テストでも、トップクラスで水分を吸い、フチもれも全くしませんでした。
耐久性やコスパも非常にたかく、どんな犬にもおすすめできる商品です!
※「ワイドタイプ」はこちら。
ネオ・ルーライフ ネオシーツカーボンセパレート
価格 | 991円(80枚) |
1枚あたりのコスト | 約12.4円 |
おしっこの臭いが気になる人には、炭(カーボン)を使った商品がおすすめです!
理由は、無香料タイプのシートに比べ、おしっこの嫌な臭いを軽減できるからです!
炭にはにおいを吸着する効果があるので、おしっこ臭を閉じ込めてくれるんです。
耐久テストにもしっかり合格しており、コスパにも優れているので、これといった弱点などはありません。
※「ワイドタイプ」はこちら。
ネオ・ルーライフ ネオシーツ カーボン DX 犬用 レギュラー
価格 | 6,580円(88枚×4袋) |
1枚あたりのコスト | 約18.7円 |
おしっこに臭いが気になる&出来るだけ給水量が多いシートを探しているのであれば、この商品がおすすめです。
理由は、さきほど紹介した炭の商品とほぼ同じ性能で、吸収量をさらにアップさせたのがネオシーツ カーボンDXだからです!
テスト結果だけみると、カーボンセパレートと同じですが、おしっこを吸収できる量が1〜2回分ほど多いです。
なので、長時間の留守番をさせないといけない時や、おしっこの量が多いわんちゃんに適したトイレシートなんです!
おしっこの吸収スピードも早く、フチ漏れもしにくいので、おすすめ度はトップクラスで高いです。
※「ワイドタイプ」はこちら。
「山善」1回使い捨て 薄型ペットシーツ
価格 | 2,405円(300枚) |
1枚あたりのコスト | 約7.5円 |
とにかく安さを意識するのであれば、山善のトイレシーツがダントツです!
300枚入りの大容量商品なので、1枚あたりの値段も安く、約7〜8円で使えるからです。
ただし、吸収性はひくく、小型犬で2回分ほどのおしっこしか受けきれないと思います。
耐久テストでも、数カ所が破れてしまっていたので、イタズラをする犬には不向きかもしれません!
飼い主さんが見守れる環境下でつかうのであれば、活躍する機会はあると思います。
※「ワイドタイプ」はこちら。
アイリスオーヤマ ペットシーツ 超厚型 レギュラー
価格 | 3,091円(200枚) |
1枚あたりのコスト | 約14円(Amazonおトク便) |
毎回トイレシートがなくなるたびに、買いに行ったり注文をするのが面倒なら、Amazonのお得便で、この商品をたのむのがおすすめです!
定期的にアマゾンが配送してくれるので、わざわざ毎回注文したりしなくても良い上に、割引価格で購入出来るようになるからです。
テストでは、吸水性には問題がありませんでしたが、耐久性がひくく簡単に破れてしまいました。
1枚あたりの値段も約14円なので、決してやすい訳ではないんですが、手間がかからない点ではおすすめの商品になります。
アイリスオーヤマ ペットシーツ 超厚型 お徳用 ワイド
価格 | 2,885円(100枚) |
1枚あたりのコスト | 約26円(Amazonおトク便) |
さきほど紹介したトイレシートと全く同じですが、中型犬にもしっかり対応したワイドサイズの商品になります。
もちろん、お得便にも対応しており、1枚あたり約26円で使用可能です!
ペティオ (Petio) エアセレブ アロマティック ペットシーツ レギュラー
価格 | 890円(100枚) |
1枚あたりのコスト | 約8.9円 |
おしっこを消臭効果が気になる人は、アロマが香るトイレシートも選択肢に入ります。
開封前からしっかりアロマの香りがするほど、しっかりトイレシートに香りがついた商品だからです!
消臭力テストでは、数時間放置したあとでも、ほぼおしっこの匂いは感じられない程でした。
ただ、かなりアロマの匂いがするので、香りが強いのが苦手な人には不向きだと思います。
肝心の性能ですが、100mほどしか吸収出来ませんが、フチ漏れはあまりしませんでした。
耐久性もしっかりあるので、アロマな香りが好きな人にはおすすめの商品です!
JOYPET(ジョイペット) トイレの学習シーツレギュラー
価格 | 1,055円(48枚) |
1枚あたりのコスト | 約21.9円 |
これからトイレトレーニングをはじめようという人には、この商品がおすすめです!
理由は、シート自体に犬がトイレしやすいような臭いが付けられているからです。
※人間には感知できないほどの匂い。
テストの結果はかなり好成績で、耐久性&吸水性能ともに、とても優れた商品であることが分かりました。
1枚あたり約21.9円とやや高めではありますが、トイレを覚えるまでの間しか使わないので、あまり気にならないと思います。
「誰でも簡単にマネできるトイレトレーニング法」を行いながら、活用するのがおすすめです!
サラリ (Salari) 瞬乾ペットシート レギュラー
価格 | 2,578円(50枚) |
1枚あたりのコスト | 約51円 |
とにかく強力な消臭効果を求めるのであれば、この商品がダントツでおすすめです!
理由は、天然ヒノキの成分を含んでおり、強力な消臭効果があるからです。
実際に行った消臭テストでも、全くおしっこの臭いを感じませんでした。
しかし、やや値段がたかく、1枚あたり約51円するので、コスト面ではやや不安です。
ただ、吸収性や耐久性のテストも問題なく、フチ漏れなども起こしにくいので、かなり高性能なトイレシートと言えるでしょう!
ANBURT ペットシーツ
価格 | 2,020円(100枚) |
1枚あたりのコスト | 約20.2円 |
残念ながら、今回の徹底比較でいちばんおすすめ度が低かったのは、この商品です。
理由は、吸水できる量が少なめ(小型犬2回分ほど)で、1枚あたりのコストが約20円と高めだったことです!
決してつかえないような性能ではないのですが、ほかの比較対象に勝てるようなポイントが見つかりませんでした。
どうしても気に入っていて使うのであれば良いですが、特別な理由がなければ、他の商品を選ぶのがいいと思います。
犬用トイレシートまとめ

いかがだったでしょうか?
犬用トイレシートは、室内飼いをするうえで必須のアイテムですが、安さがすべてではありません。
大事なのは、わんちゃんの生活スタイルにあわせて、吸水性/耐久性/消臭力/コスパなどのバランスを考えることだと思います。
それでは以上になります。
何か質問などあればTwitter(藤ト@fujikennel)までどうぞ!