
こんにちわ、藤ト(@fujikennel)です。
あなたの愛犬は、主人が帰ってきたときの車のエンジンや、餌入れを手に取った際の音で、嬉しそうにはしゃぐことはないですか?
逆に、知らない人の声や、ベルなどの音を聞くと、怖がったりすることはないでしょうか?
飼い主
犬は人間にくらべて、聴力が優れているので、音を聞きとる能力にも長けています。
また、音を聞き分けることも出来るので、しつけに利用することだって可能なんです!
今回は、音を使った犬のしつけについて、話をしていこうと思います。
- 音をつかって犬にしつけをする意味。
- 誰でもカンタンに真似できる音のしつけ法。
音をつかった犬のしつけをする意味

音をつかった犬のしつけには、以下のような意味があります。
- 無駄吠えが減る。
- 音を怖がらなくなる。
- 犬が楽しんで行動できる。
例えば、インターホンやドライヤーの音などをしつけに使えば、それを怖がったり、無駄吠えすることがなくなります。
逆に苦手な音でも、訓練すれば好きに変えることも出来るので、やって損はないしつけなんです!
なので、飼い主は愛犬の音に対する好き嫌いを把握して、苦手をなくしていくのがおすすめです。
犬が好きな音とは?
犬が好きな傾向にある音は、だいたいこんな感じです!
- 餌入れを動かした音。
- リードを手に取った音
- 飼い主の車のエンジン音。
- 「ピー!」って鳴るおもちゃ。
飼い主が帰ってきたり、餌をもらえる前に聞こえるような音は、もうすでに犬が好きな音になっているでしょう。
他には、音がなるおもちゃ等の、「ピー!」という声は、犬が興味を持ちやすい傾向にあるでしょう!
犬が苦手な音とは?
犬が苦手な傾向にある音は、だいたいこんな感じです!
- 金属音。
- 知らない人の声。
- 電話がなり響く音。
- インターホンがなる音。
犬は耳がいいので、聴き慣れない声や、大きな音にたいして、敏感に反応することがあります。
これらの音は、子犬のころから積極的にトレーニングして、慣らしていくのが良いでしょう!
犬が苦手な音を好きに変えるしつけ法

犬が苦手な音を、好きにかえるしつけ法は、とてもシンプルです!
- 食事中に苦手な音を鳴らす。
- 苦手な音を鳴らすと同時に、ご褒美を与える。
はじめは苦手な音を、できるだけ小さな音量で流し、なるべく犬にストレスをかけないように心がけましょう!
繰り返していくことで、徐々に好きな音へと変化していくはずです。
目安としては、苦手だった音を鳴らしただけで、犬のテンションが上がったり、尻尾を振るようになれば完了です!
この方法は、無駄吠えする犬のしつけの中でも活用しているので、興味がある人は併せて読んでみてくださいね。

音をつかったしつけの応用
音をつかった犬のしつけは、以下のようなトレーニングにも応用可能です!
- 呼び戻し。
- 羊追いなどの仕事。
- クリッカートレーニング。
例えば、音で犬が戻ってくるようにしつければ、仮に散歩中にリードが切れても、呼び戻しが可能になります!
実際に羊追いなどの使役犬たちも、犬笛などで音色をつかいわけて、さまざまな行動が出来るように訓練されています。
日常的なしつけにおいても、クリッカートレーニングなどでは、特定の音をならすことで、犬を褒める効果が得られます!

音をつかった犬のしつけまとめ

いかがだったでしょうか?
すべての生活音などを、犬にとって好きな音に変えてあげれば、無駄吠えやストレスを大きく減らすことが出来ます。
また音のしつけは、さまざまな犬のトレーニングに応用できるので、ぜひいろんな訓練にも挑戦してみてくださいね!
それでは以上になります。
何か質問などあれば、Twitter(藤ト@fujikennel)までどうぞ!




