
こんにちわ、藤ト(@fujikennel)です。
犬のしつけって、カンタンなようで難しいですよね。
一生懸命育てているつもりでも、いつのまにか愛犬のしつけに失敗してしまっていたなんで事も珍しくありません。
飼い主
飼い主
ぼくも初めて犬を飼った時は、どうすれば良いのか分からなくて、しつけには苦労してしまいました。
今となっては犬のしつけは簡単と感じていますが、何もしらない状態だと、意外と失敗しやすいものでもある思っています。
結論からいえば、犬のしつけに失敗しても、原因さえ把握できれば、改善は不可能ではありません。
今回は、犬のしつけの失敗について、話をしていこうと思います!
- 犬のしつけに失敗する人の特徴。
- しつけに失敗してしまった場合の改善法。
目次
犬のしつけに失敗する人の特徴

もともと犬は、集団の中でリーダーを決めて生活していた生き物なので、誰かの指示や命令に対して、素直に従える生き物です。
それでもしつけに失敗しているということは、飼い主さんに何か問題がある場合がほとんどです!
犬のしつけに失敗してしまう人には、以下のような特徴があります。
- しつけに一貫性がない。
- ワガママを許している。
- 社会化訓練をしていない。
- 叱り方がまちがっている。
- 犬の常識に合わせていない。
すこし項目が多いかもしれませんが、どれもシンプルな内容なので、それぞれ分かりやすく解説していきます!
しつけに一貫性がない
犬をしつける際は、コマンドや指示に一貫性をもたせるのが鉄則です。
理由は、犬は人間の言葉の意味なんて理解できないので、コマンドの音を覚えて、指示を聞き分けているからです。
例えば、人間からしたら、「来い」と「おいで」は同じ意味でも、犬からすれば全く違う言葉になります。
また指示に関しても、やって良いこと&悪いことなどを曖昧にしていると、犬が混乱してしまう原因になります!
愛犬
犬のワガママを許している
犬のワガママを許していると、手が付けられないくらい凶暴化してしまう可能性があります。
犬は群れのなかでリーダーを決める生き物なので、甘やかされて育つと、自分を王様だと思い込んでしまうのが原因です。
例えば、物をとろうとしたさいに、唸って飼い主を噛んだりすることもあるので、注意が必要です!
また、凶暴化まではしなくても、甘やかしていると、指示をだしても無視をされるようになると思います。
愛犬
社会化訓練をしていない
子犬のころに社会化訓練をしていないと、はじめての出来事や経験などに、必要以上にこわがってしまう犬になりやすいです。
理由は、いろんな経験に対し柔軟な吸収ができるのは、犬が生まれてから13週間までの間だからです。
この期間をのがしてしまうと、恐怖心がめばえてしまうので、うまくしつけが行かない場合があります。
例えば、散歩をしつけをするさいに、必要以上にまわりの環境にこわがって、まったく集中できないなどの問題になりかねません!
愛犬
叱り方が間違っている
犬は叱り方をまちがえると、修正ができないくらい、しつけに失敗してしまうことがあります。
なぜならば、怒られたイメージが強くのこりすぎて、萎縮してしまったり、飼い主を避けるようになるからです!
このような状況になってしまうと、改善するのは困難ですし、とても躾ができるような感じではなくなります。
例えば、呼んでも来なくなってしまったり、震えるばかりで何も出来なくなるなどの状態は、関係が崩壊していると言えるでしょう!
犬の常識に合わせていない
しつけに失敗してしまう人は、人間の当たり前を犬に押し付けてしまっているケースがよく見られます。
例えば、犬たちの常識は人間とくらべて、以下のような違いが挙げられます(ごく一部)。
- トイレを定めない。
- リーダーが必ず必要。
- 家具はおもちゃと同じ。
- 噛むのは遊びとも言える。
- 吠えるのは意思表示の一つ。
犬にとって、物を噛んだり吠えるのは当たり前で、トイレも教えないと出来ません。
つまり、これらの常識を考えたうえで行動しないと、しつけに失敗してしまう原因になってしまう訳です!
犬のしつけに失敗したさいの改善法

犬はしつけに失敗してしまっても、飼い主が変わることで改善することが出来ます。
なぜならば、犬は頭がいい生き物なので、適切な飼い方をすれば、しっかり飼い主の意図を分かってくれるからです!
犬のしつけを失敗させないためには、以下のような点を気をつけることが大切です。
- 一貫性のある躾をする。
- 良いところは褒めまくる。
- 悪いところは簡潔に叱る。
意外かもしれませんが、犬のしつけを成功させるのに必要なポイントは、たったこれだけなんです!
それぞれ分かりやすく解説します。
一貫性のあるしつけをする
さきほど、犬のしつけが失敗しやすい原因の中の1つに「一貫性がないこと」を上げましたが、成功させるには以下のようなルールを設けるのがおすすめです。
- 家族間でコマンドを統一する。
- やって良いor悪い事を決める。
- 入ってはいけない場所を決める。
犬にとって分かりやすい指示を出すためには、みんなでコマンドを統一しましょう。
他には、やっても良いことや、入っても良い場所などを決めておいて、ルールに沿ってしつけをするのも大切です!
※一番わるいのは、曖昧なルールのなかで、その時の機嫌によって怒ったりすることです。
愛犬
良いところは褒めまくる
犬のしつけは、褒めたりご褒美をあたえて良いイメージをつけることがおすすめです!
なぜならば、褒める大切さは「オペラント条件付け」という、犬の行動心理学で証明されているからです。
犬がした行いを褒めることで、さらにご褒美をもらおうと、一生懸命がんばってくれます。
愛犬
悪いところは簡潔に叱る
さきほど犬を褒めるしつけが主流といいましたが、時には叱らなければいけない場面もあると思います。
例えば、悪いことをしているときに、犬が興奮してしまってコントロールが出来なくばる場合があると思います。
その際は、犬のマズル(口)と首を掴んで、少し低めの声で「ノー!」と短く伝えましょう。
ただし、痛みを与えるような掴み方をしたり、長々しく説教してはいけません。
愛犬
犬のしつけの失敗まとめ

いかがだったでしょうか?
犬のしつけは、失敗しないコツさえ知っておけば、誰でも簡単にすることが出来ます。
しつけが上手くいかずに、気にやむこともあるかもしれませんが、根気強くやっていけば、必ず犬は理解してくれるものですよ!
それでは以上になります。
何か質問などあればTwitter(藤ト@fujikennel)までどうぞ!




