
こんにちわ、藤ト(@fujikennel)です。
犬のマーキング癖って、しつけで治したくても、なかなか上手くいかないものだと思います。
散歩中や決まった場所にマーキングするのならまだ良いですが、汚してはいけない場所でされると参ってしまいますよね。
飼い主
犬のマーキング癖を100%なくすのは難しいかもしれませんが、あるポイントを知っておくことで、比較的マシな状態に改善出来ます。
今回は、誰でも簡単に真似できる犬のマーキングを抑制するポイントを紹介してこうと思います!
- 犬がマーキングをしてしまう原因。
- マーキング癖をしつけで改善する方法。
筆者の藤トは犬の多頭飼いをしており、訓練の勉強をしつつ、トレーニングに励んでいます。
※ボーダーコリー♀、コーギー♀、柴犬♂。
マーキング行為をされると、室内が汚れたりして困るので、抑制するための対策をしていますが、さいわい成功しています。
当記事では、僕の経験のなかで得たマーキング対策を、わかりやすく紹介していくので、ぜひチェックしてみて下さいね。
目次
犬がマーキングする理由

犬がマーキングをする理由は、”なわばりを誇示するため”というのが有名な説ですが、ぼくの経験上でも間違いないことだと思います。
理由は、他犬がおしっこをかけた電信柱などの匂いを必死に嗅いで、上書きするように自分の臭いを付けている姿が印象的だったからです!
例えば、我が家に昔いた犬の話ですが、30分の散歩のあいだに5本くらいの電信柱におしっこをかけ回っていました。
おしっこを小出しにして、村中の電信柱を自分の匂いで上書きする姿は、当時子どもだった僕の思い出として、強く残っているくらいです。
愛犬
犬がマーキングをしやすい場所
犬がマーキングをしやすい場所は、だいたい決まっているので、紹介します!
- 壁や塀。
- 電信柱や、樹木。
- 置かれている物など。
個体によって変化はありますが、物におしっこをかけて、臭いをつけたがることが多いと思います。
単純に臭いをつけやすい場所ってのはあると思うんですが、他の犬がマーキングをしているので、釣られてしまうのでしょう。
洗いながせる場所なら良いですが、ドッグカフェや動物病院などでマーキングをしてしまうのは困るので対策をするのが大切です!
愛犬
犬のマーキングをしつけるポイント

はじめに残念なお知らせですが、実は犬のマーキングを100%抑制するのは、難しいと思います。
理由は、自分のなわばりを誇示したいという犬たちの本能を、抑制するのは容易ではないからです。
吠え癖などが根付いてしまった犬にも言えることですが、動物としての本能が目覚めてしまったら、改善するのって難しいんですよね。
なので、マーキングを抑制しようと思ったら、子犬の頃からしつけを始めましょう!
※成犬からでも、根気強く教えれば、覚えてくれる可能性はあります。
マーキングのしつけ&対策
犬のマーキングのしつけ&対策のポイントは、以下の通りです。
- 飼い主がリーダーになる。
- おしっこを済ませて出かける。
- マーキングしないと良い事があると覚えさせる。
それぞれ分かりやすく解説していきます。
①飼い主がリーダーになる
マーキング行為は、犬が飼い主より上の立場になっていると、発生しやすいという説があります。
理由は定かではないですが、自分がリーダーだと思っている犬ほど、なわばり意識が強くなるからではないでしょうか?
我が家は僕がリーダーの役目を果たしているので、犬たちはマーキングをしないのかなと思っています。
②おしっこを済ませて出かける
マーキングの抑制にかなり効果的な対策です。
おしっこを済ませた後にでかけることで、マーキングしたくても出来ないからです。
ただ、あまりにもマーキング欲が強い犬だと、頑張っておしっこを小出しする可能性はあります。
③良い事があると覚えさせる
しつけに慣れた人むけの方法ですが、マーキングをしないと良い事があると覚えさせるのが効果的です。
具体的には、以下のようなポイントをチェックしておきましょう!
- マーキングしやすい場所。
- おしっこを出すまえの予備動作。
マーキングをする場所や、予備動作を知っておけば、排泄するまえに呼び寄せたり、待てをかけることが出来ます。
- ソワソワしている。
- 地面をクンクン嗅ぐ。
- 足を上げようとしている。
その際に、犬がマーキングを我慢できたら、おやつ等を与えてたっぷり褒めてあげましょう!
マーキングをしないと良い事があると覚えさせることで、かなり抑制できるようになると思います。
愛犬
犬のマーキング行為のしつけまとめ

いかがだったでしょうか?
犬のマーキングをしつけで治すのは大変ですが、対策などを行うことによって抑制することが出来ます。
対策をするだけなら、誰でも真似できることなので、ぜひチャレンジしてみて下さいね。
それでは以上になります。
何か質問などあればTwitter(藤ト@fujikennel)までどうぞ!




