
こんにちわ藤トです。
犬との散歩って、楽しいし自分の運動にもなるし最高ですよね!
しかし世の中には散歩で飼い主を引っ張りまわして、困らせてしまうような問題を抱えたワンちゃん達がいるのも事実です。

このような悩みを持っている人は多いんじゃないんでしょうか?
愛犬に引っ張れる散歩をしていると、お互いに怪我をする可能性が高いので危険です。
引っ張り癖は他の問題行動(吠える・噛みつく・トイレを覚えないなど)に比べると治すのは簡単なので改善していきましょう!
・引っ張り癖を治し、リーダーウォークを習得する方法。
目次
犬に引っ張られる散歩の危険性

引っ張り癖がある犬は、自我が抑えられていない状態で強い力でガンガン引っ張って来るでしょう。
愛犬チワワ・トイプードルなどの小型犬であれば、そこまで問題にはなりません。
しかし、中型犬以上の大きな犬になってくると様々なキケンが生じてきます。
お互いに怪我をする原因にしかならないので早急に改善しましょう!
犬に引っ張られる散歩で起こりがちなトラブル
愛犬に引っ張られる散歩は以下のような危険性があります。
- 飼い主が転倒して怪我をしやすい。
- リードが手から離れてしまう。
- 犬の身体(首)に大きな負担がかかる。
挙げたらキリがないくらいにキケンがいっぱいあります。
飼い主や人様にケガをさせるなどもあってはいけない事ですし、リードを離してしまい、愛犬がそのまま道路に飛び出して車に跳ねられる事故も実際に多く起こっています。
犬の引っ張り癖の原因
一体なぜ愛犬たちは飼い主を引っ張るようになってしまったのでしょうか?
考えられる理由を挙げていきます。
- 飼い主がリーダーシップを取れていない。
- 犬の個性(我)が強すぎる。
- リーダーウォークを教えていない。
基本的には飼い主と愛犬が信頼関係を築いていれば、引っ張り癖はすぐに改善していくはずです。
犬の散歩に役立つリーダーウォークとは

みなさんはリーダーウォークをご存知ですか?
覚えておくと愛犬と散歩するときに役立つので、習得をおすすめします!
<リーダーウォークで出来るようになること>
- 愛犬が飼い主の動きに従って散歩するようになる。
- リードを引っ張られることがなくなる。
- いろいろな危険を回避しやすくなる。
警察犬や軍用犬がよくやっているので、なんか可哀想と思う人もいるかもしれませんが、愛犬や飼い主の安全を考えると必須のしつけだと思います。
犬が人間社会でいっしょに生活していく以上、ある程度のしつけは大切になってきます!
リーダーウォークのしつけ法
散歩の時に飼い主が道路側を歩いてた方が安全なので、愛犬を人間の左足横にポジション付けするようにしつけていきます。
まずは、犬がしっかりポジションを維持出来るように「ツケ」のコマンドから教えていきます。
<ツケの教え方>
- 左手で犬のリードを短く持ち、右手に持ったおやつで興味を引く。
- 左足横まで誘導する。
- ポジション取り出来たら「ツケ」とコマンドを唱え、おやつを与える。
- 一歩前進し、再びおやつで同じ場所まで誘導する。
- 前後左右に動いたり、向きを変えた状態でポジション取りをさせる。
覚えるまでこれを繰り返す。
しつけ中に「ツケ」以外の言葉を発すると、どの言葉を覚えたらいいのか犬が分からなくなるので、統一感を持たせてコマンドを唱えましょう!
単純な作業ですが、簡単なので早く覚えてくれると思います。
ツケをマスターしたら、リーダーウォークの習得をしていきましょう。
<リーダーウォークの教え方>
- 「ツケ」で左足横にポジション付けさせる。
- そのままゆっくり前に歩いていく。
- 犬がポジション維持できていれば、褒めながら徐々にスピードを上げる。
- キープ出来ない場合は、「ツケ」で元の場所に戻す。
これでしっかりリーダーウォークを習得出来るはずです。
どうしても出来ない場合は、ポジション付けの正確さに欠けますが別の方法があるので紹介します。
<別の教え方>
- 普通に散歩させる。
- 犬が少しでも前に出たら、飼い主は180℃ターンして反対方向に歩いていく。
- 飼い主が反対を向くと、必然的に飼い主が前を歩いている状況を作りだせる。
- 犬が前に出ても意味がないと理解するまで繰り返す。
ちゃんと「ツケ」を教えて、ポジション取りの意味を理解させてリーダーウォークをさせる方がのちのち便利なので、今は出来なくても練習しておきましょう!
まとめ

いかがだったでしょうか?
リーダーウォークは子犬のワクチン摂取前でも自宅で練習できるので、はやめにスタートさせるのも良いでしょう。
それでは今回の話は以上になります。
何か質問などありましたらTwitterまでどうぞ
<<藤ト(fujikennel)|Twitter
【関連記事】犬が散歩を嫌がるようになったのは何故?原因や解決法を解説