
こんにちわ、藤トです。
犬を飼っている人には共感して貰えるんじゃないかなと思っているんですが、愛犬が手や顔を舐めてくることはありませんか?
我が家のコーギーは、人間以外には物(家具やカーペット)や自分の手足など様々なものをペロペロしています。
それは他の犬にも共通して見られる行動だと思います。
今回は愛犬がいろいろなものを舐める理由について解説します!
目次
愛犬が人間を舐める理由

犬が何かを舐める行動の心理はさまざまで、一概にこれといった理由はありません。
例えば、手や顔などによっては舐めてくる意味は違います。
それぞれ部位別に犬が舐める理由を解説していきます。
人間の顔
顔を舐めてくる愛犬の心理は以下の通りです。
- 愛情表現。
- 信頼の現れ。
- 友情の確かめ合い。
などプラスの要素が強いです。
尻尾を振っていたり、他にも喜びを体全体で表すサインが一緒に出ているのではないでしょうか?
人間が大好きな懐っこい犬であれば所構わず舐め回していくこともあるくらい愛嬌があるワンコも存在します。
興奮しやすい犬は知らない人にも飛びついていく可能性があるので注意も必要ですね!
人間の手
手を舐めてくる愛犬の心理は顔の時と結構違います。
- 遊びに誘っている。
- おやつは欲しいと思っている。
- あなたを好きな気持ちで溢れている。
顔を舐める時は愛情や友情を表す心理が強かったですが、手の場合は愛犬の要求から舐めてきている可能性も考えられます。
犬にとって人間の手は一緒に遊んだり、餌を与えてくれるものなので、ついつい要求から手を舐めたくなる気持ちもあるのかもしれませんね。
愛犬が人間以外を舐める理由

愛犬は人間以外にも自分自身の身体や物を舐めていることがあります。
気持ちを落ち着かせたいときに現れる心理と言われることもありますが、他にも理由は存在します。
自身の体を舐める理由
原因はさまざまですが、犬が自身の体を舐める理由は以下のような心理があります。
- 皮膚疾患などの異常に気が付いている。
- 不安や恐怖を抑えようと落ち着かせている。
- 分離不安症の症状が出ている。
すべてではないですが、どれもありがちな理由です。
必ずしも悪い理由で舐めているわけではないですが、何か愛犬に異常がないか観察してあげましょう!
例えば、皮膚が炎症を起こしていたりして痛みや痒みがある場合は舐めてしまう場合もあります。
日頃から愛犬の健康チェックを欠かさずに行っていれば皮膚の異常にも気がつきやすいので最低限の日常ケアをおすすめします!
※明らかに皮膚疾患の兆候が見られたり、異常に体を舐める場合は対策をする必要があります。
物を舐める理由
物を舐める理由はわかりやすいです。
- 食べ物の残りカスが落ちている。
- 良い匂いがする。
- 構ってもらえると学習している。
主な理由は食べ物の残りカスや匂いが付いているので舐めている場合が多いですが、物をペロペロしていると飼い主に構ってもらえると学習しているケースも考えられます。
拾い食いは好ましくないので、犬が生活するスペースは常に清潔を心がけましょう!
犬の舐める行動で注意すべき点

これまで説明してきたように愛情表現などで舐める行為は無理にやめさせる必要も個人的には感じません。
しかし、精神的な病気を理由に自身の体を舐めている場合は早急に治療や対策を行う必要があるでしょう!
分離不安症
以前に愛犬がトイレシートを破く理由は分離不安症かもしれないという記事で解説したことがありますが、体を必要以上に舐めまくるの精神疾患である可能性があります。
被毛が抜けてしまうくらい舐め続けていたり、異変を感じたら早急に動物病院で診てもらうことをおすすめします。
対策法
分離不安症は愛犬が1人でいる時間に不安な気持ちが増幅してしまうことによって、破壊行動や自傷行動を引き起こす精神疾患です。
発症後に完全にしつけで直すのは困難かもしれませんが、かからないためトレーニングすることは可能です。
<分離不安症予防のために出来る訓練>
- オスワリやマテの指示をした状態で少し愛犬から離れる。
- じっと待機出来れば褒めてあげる。
- 少しづつ距離を伸ばし訓練していく。
- 最終的に部屋の外や留守番をさせていく。
要は飼い主がいなくなっても必ず戻ってくるから大丈夫ということを愛犬に教えてあげることが大切になります。
犬は集団で生きてきた生き物なので孤独には弱いですので、出来る限る留守番をしなければならない時間を短くしてあげることが大切です!
まとめ

いかがだったでしょうか?
犬が舐めるというシンプルな行動の中には愛情表現だけでなく、不安や緊張を取り除くための理由も存在することが分かりました。
中には精神疾患から舐めている場合もあるので、日頃から愛犬の健康やメンタルチェックを怠らずに飼い主としての責任を果たすのが大事ですね!
それでは以上になります。
何か質問などありましたらTwitter(藤ト@fujikennel)までどうぞ!





藤トさま
初めまして
5日前にコーギー♂4ヶ月を迎え入れました。
(ペットショップにて購入。店員にトイレの躾はある程度できています。との事)
リビングにゲージを置いてその中にいます。
店員の言う通り、トイレの方は問題ないと自分も感じました。
食事も問題なく食べてくれますし糞の固さなども問題ないと思うので体の方も大丈夫だと思いました。
三回目のワクチン注射が済んでないので散歩には連れて行ってません。(すべて自分と妻の勝手な判断です)
3日目と4日目の夜、食事をあげて糞と尿をさせて落ち着かせてからゲージを開けた途端、走りだして暴れまわって自分と妻に噛みついてきたりして豹変しました。(ゲージにずっと入ってるストレスを考えて遊ばせようと思い開けました)
自分と妻はその事にショックをうけて、これからどうしたら良いか分からなくなってしまいました。
家に迎え入れて5日しか断ってないので急過ぎたかもしれません、ゲージを開けるべきではなかったのでしょうか?
アドバイスやこれからの接し方など教えて頂けないでしょうか?
宜しくお願い致します。
お返事が遅くなり大変申し訳ありません。
ブログのコメント設定をミスしており、今日はじめて気がつきました。
もう遅いかもしれませんが、僕なりの意見を述べさせていただきます。
まず前提として
「コーギーは興奮しやすい犬種である」
「子犬は人を噛んではいけないということを理解していない」
「ケージにずっと入っていてストレスが溜まっていた」
この3つのポイントは重要です。
コーギー君は久しぶりにケージから出してもらえて嬉しくて興奮しただけでしょう。
子犬なので噛むのも当たり前です!
ワクチン摂取まででも菌がいない清潔な室内なら出して遊ばせても問題ないですよ!
元気一杯な子のようなので将来的に一緒に楽しく遊べるパートナーになってくれそうですね。
今後行うべきしつけとしては
・噛んではいけないルールを理解させる。
(怒ってしつけると信頼関係が壊れます。)
・ストレスがたまらないようにしっかり運動をする。
・おすわり、伏せなどの興奮を抑えるのに便利なコマンドを教える。
こんなとこだと思います!
また何かあれば遠慮なく質問どうぞ!