
こんにちわ、藤トです。
みなさんはアボダームというアボカド入りのドッグフードをご存知ですか?
アボカドは犬に食べさせてはいけない食べ物なので、アボダームは危険だと思われがちなドッグフードです。
アボカドは本当に犬にとって危険な材料なのでしょうか?
今回はアボダームのオリジナルビーフ(小粒・中粒)の安全性や成分の評価をまとめていきます。
目次
ドッグフード「アボダーム」の特徴

アボカドが入っているドッグフードの安全性ですが、商品を製造し販売している以上は危険性はまったくないと思います。
しかし、アボダームは「危ないかもしれない」という認識を持たれているので、売れそうにないイメージがあります。
実際のところ犬にとってアボカドはどのような効果をもたらすのでしょうか?
ドッグフード「アボダーム」が犬に与える効果
アボカド入りのドッグフード「アボダーム」の公式サイトの情報によると
アボカドが犬に与える効果
- スキントラブルの原因となる酸性体質を弱アルカリ性体質へと導く。
- 皮膚と被毛のトラブル(フケ・カユミ・涙やけ、体臭・口臭・便臭、肥満)の予防と改善。
- ノミの付着率の軽減。
つまり、犬の身体を弱アルカリ性に導くことで皮膚や被毛のトラブルを改善する効果があるということですね!
アボダームのアボカドの安全性
「アボカド入りのドッグフードが敬遠されがちな理由」
- ペルシンという毒素が犬によって有害と言われている。
- 犬以外の動物での中毒性が確認されている。
- アボカドの危険性が世の中に知れ渡っている。
このような理由で、日本では犬にアボカドを食べさせてはいけないということが認知されています。
しかし、外国では食べさせている国もあるので必ず中毒を引き起こす訳ではないと思います。
アボダームに関する公式サイトの記載
アボダームの安全性について
- 毒性のある皮、種、枝、葉などは含んでいない。
- 安全な果肉部とオイルのみ使用している。
- 30年以上のあいだアボカド中毒の報告はない。
安全に関するしっかりした根拠があるので犬に食べさせても問題がないということが分かりました。
危険な部分は使用しておらず、長い間トラブルを起こしていない経歴もあるので信用出来るドッグフードだと思います。
ドッグフード「アボダーム」の成分

ドッグフード「アボダーム」の成分や原材料の安全性について評価していきます。
適応犬種/年齢
全犬種 全年齢
全ての犬に与えることが出来ます。
成分表をみてみましょう
アボダーム|オリジナルビーフの成分表
成分 | 成分率 | 乾燥重量比 |
粗タンパク質 | 21%以上 | 約23.1% |
粗脂質 | 11%以上 | 約12.1% |
粗繊維 | 4%以下 | 約4.4% |
粗灰分 | 7%以下 | 約7.7% |
水分 |
10%以下 |
– |
乾燥ビーフ、玄米、白米、オートミール、亜麻仁、乾燥アボカド果肉、トマト繊維、鶏脂肪、ナチュラルフレーバー、塩化カリウム、塩、海藻、ビタミン(塩化コリン、ビタミンE、ビタミンC、ビオチン、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB1、ビタミンB12、ビタミンB6、ビタミンD3、葉酸)、ミネラル(硫酸亜鉛、硫酸鉄、鉄アミノ酸キレート、亜鉛アミノ酸キレート、セレニウム酵母、銅アミノ酸キレート、硫酸銅、硫酸マンガン、マンガンアミノ酸キレート、ヨウ素酸カルシウム)、乾燥ニシン、アボカドオイル、ローズマリーエキス、セージエキス、パイナップル、ラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・カゼイ、ビフィドバクテリウム・サーモフィラム、エンテロコッカス・フェシウム
粗タンパク質
乾燥重量比が23.1%なのでAAFCO基準(成犬:18.0、子犬:22.5%以上)クリア!
<原材料>
・乾燥ビーフ
・乾燥ニシン
粗脂質
乾燥重量比が12.1%なのでAAFCO基準(成犬:8.5%、子犬:5.5%以上)クリア!
<原材料>
・亜麻仁
・鶏脂肪
・アボカドオイル
好ましくない材料
・アボカドオイル
・穀物全般
・塩
穀物もエレルギーがない犬には問題ないので、アボカドを気にしないのであれば材料に大きな問題はないですね。
アボダーム「オリジナルビーフ」の給与量の目安
パピー(子犬)の1日給与量の目安
体重(kg) | 給与量(g) |
1〜5 | 54〜119 |
5〜9 | 119〜184 |
9〜14 | 184〜266 |
14〜18 | 266〜331 |
18〜27 | 331〜477 |
27〜36 | 477〜624 |
36〜46 | 624〜786 |
アダルト(成犬)の1日給与量目安
体重(kg) | 給与量(g) |
1〜5 | 45〜99 |
5〜9 | 99〜154 |
9〜14 | 154〜221 |
14〜18 | 221〜276 |
18〜27 | 276〜398 |
27〜36 | 398〜520 |
36〜46 | 520〜655 |
シニア(老犬)の1日給与量の目安
体重(kg) | 給与量(g) |
1〜5 | 41〜90 |
5〜9 | 90〜138 |
9〜14 | 138〜199 |
14〜18 | 199〜248 |
18〜27 | 248〜358 |
27〜36 | 358〜468 |
36〜46 | 468〜590 |
代謝エネルギー 100g=332kcal
気になる値段はどのくらい?
<Amazon参考価格>
2.4kg | 5.6kg | 12kg | 800g |
3,280円 | 4,948円 | 8,448円 | 1,493円 |
ドッグフード|アボダームのユーザー目線での評価

ドッグフード「アボダーム」をユーザー目線で評価しました。
メリット
「ドッグフード アボダームの良いところ」
- 必要な栄養価はしっかり含まれている。
- 値段はそこそこなのでコスパは良好。
- アボカド効果で皮膚トラブルを予防できる。
性能的にまったく問題なく、値段も負担になりにくい金額なのでおすすめできるドッグフードですね!
デメリット
「ドッグフード アボダームの悪いところ」
- アボカドが気になる人には不向き。
- 穀物アレルギーのある犬は食べれない。
- アクティブ犬にはややタンパク質が少なめ。
アボカドに問題はないですが、どうしても気になる人はやめておいた方がいいでしょう。
別に良質なモグワンなどのドッグフードがあるので、そちらをおすすめします!
総合評価
栄養価 | 3.3点 |
安全性 | 2.8点 |
価格(コスパ) | 3.5点 |
総合評価 | 3.2点【Cランク】 |
<評価理由>
- 栄養価は最低限以上あるので3.5点。
- 安全性はアボカドを含むことを考慮して2.8点
- コスパはそこそこ良いので3.5点
激しい運動をしない犬には選択肢に挙がる良質なドッグフードだと思います。
アボカドも皮膚を健康にたもつのに役立つので、気にならないのであればメリットもありますよ!
まとめ

ドッグフード「アボダーム」は、アボカドの存在が選択を大きく分けるポイントになると思います。
気にならない人には全然ありだと思うのですが、どうしても危険だというイメージを持たれがちなのがネックです。
それでは以上で終わりになります。
何かありましたらTwitter(藤ト@fujikennel)までどうぞ!




